鮫川青生野を守る会
地権者の一人が、どうして契約も交わしてないのに、自分の土地に焼却炉を建設できたのか?散々その理由を求めましたが、環境省は
「残念ながら地権者18名中2名の方とは契約結んでません」と認めながら、、、「違法とは考えてません」と言う。
「ではどうして建設できるの?その根拠を示してください」との問いに、回答も無く、再稼働しました。
私たちはこの施設は違法で進められた違法事業と考えてます。
国が違法で進めるとどういうことになるのか、考えてみてください。
信じられないようなことがたくさん起きてきます。
あまりにも情報がないので、しかたなく本来なら積極的に公開されるべき届出書も公開請求しました。
驚いたのは、火床面積や排ガス量等が黒塗り。
これで、どうやって安全と説明できるのでしょう?
(事実爆発しましたが、、、)
どうして排ガス量が黒塗りなのか?
環境省は企業ノウハウなので黒塗りと言うばかり。あくまでも今回の事例についてノウハウなのだと。
つまり、環境省は鮫川村やその近隣市町村に住む人々の憲法で守られるべきの「全ての人が安全で健康的で文化的な生活を営む権利」よりも企業の爆発事故起こした(爆発事故は鮫川村だけではない)日立造船の利益の方が大事ということです。
私たちの生活に直結してる事なのに、知る事さえ奪われています。
特定施設設置届書




http://www.youtube.com/watch?v=EdVUaj6RWQw&feature=youtu.be
まるで、知らない人が見たら、反対してきた住民の同意をえたような誤解されそうなニュースです。
映ってるのは役場関係者等推進派(同意書偽造で捜査されてる)。
環境省は地元青生野での事故報告も、提出した反対署名にも、何も答えること無く、このニュースです。
無視して進めてます。
そこのどこが同意を得られたなのか?
鮫川村青生野は鮫川村住民ではないということなのか?
そのモデル事業として環境省は福島県鮫川村へ仮設焼却炉を建設しました。
鮫川村は、福島県の南、茨城県と隣接する県境に位置する村です。
http://www.vill.samegawa.fukushima.jp/index.php
この事業は環境省の直轄事業です。
環境省は「安全・安心」と進め、本格稼働から10日程の2013年8月29日に爆発事故を起こしました。
こんな危険な施設は止めてくれと、地元青生野も反対し、去年12月に直接環境省へ出向き、反対の署名と抗議文を提出してますが、その反対も無視し、再稼働しようと確認運転に入ってます。
この事故については、「いつものモニタリングポストの数値が高かった」や「黒っぽい灰柱が出て流れていった」とか、
ちょうどその場に居合わせた人の目撃談があり、ホットスポットができているのではないかと思われるのですが、環境省は周辺の土壌調査もしません。
ここに爆発事故後に提出された作業届けがあります。
2013年9月5日と、12月9日に提出されたものです。
日付からすると、事故後の修復作業用の届出ではないかと思われますが、
注目は、9月と12月の「作業を行う場所の線量等量率」の数値の違いです。
9月5日は爆発から1週間後くらいで、0.14μSv/h。
それが12月は0.090μSv/hになってます。
やはり事故直後は高いですね。目撃証言も重ねるとやっぱり放射性物質が飛散したのではないかと思ってます。


さて、こちらは、事業委託してる日立造船が特定施設設置届出書等で提出した周辺の地図。

一番近い民家まで、焼却炉から500メートルも離れていません。
ここで皆生活をしているのです。
そこで、8000bq/kg超えの放射性廃棄物を燃やす狂気!
環境省が進める除染・減容化とはどういうことか、鮫川村の状況を見てください。
反対の声も無視し、土地に関して違法な同意書なのにそれも無視し、説明会も力づくで影響及ぶ近隣住民を排除し、電離則対象施設でさらなる被爆の危険にさらす。
焼却で放射性物質はなくなりません。さらなる被爆の危険と向き合わなければなりません。
これは健康で文化的な最低限度の生活、その権利さえもすでに奪われたように感じます。
これが環境省の進める除染・減容化です。
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3年目の3月11日なりました。
犠牲になられた方々のご冥福をお祈りします。
http://wonderful-ww.jugem.jp/?day=20140213
下記ブログより
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違法でも止まらない「国家の事業」
本格運転からわずか一週間後に爆発し、停止していた環境省+日立の実証炉が、村民の反対を無視して再稼働への道まっしぐら。下は環境省の通知です。
福島県鮫川村における農林業系副産物等処理実証事業の確認運転のスケジュールの変更について 平成26年2 月7 日 環境省
1月29日にお知らせした確認運転のスケジュールを、寒波による悪天候の影響等により、下記のように変更しましたのでお知らせいたします。
・第1段階:1月30日(木)~2月13日(木)(土日祝日を除く10日間)
・第2段階:2月14日(金)~3月3日(月)(土日を除く12日間)
・第3段階:3月4日(火)~14日(金)(土日を除く9日間)
(注)
・ 第1段階には、機器の単体運転の確認と、空焚き(焼却はせずにバーナーを焚く)にて、各装置・計器が正常に作動し、改良部分が機能することを確認します。
・ 第2段階には、農林業系副産物及び除染廃棄物を焼却し、焼却状況(炉内等各部温度、ばいじん濃度等)を確認しながら、設備の連動運転の調整等を進めます。
・ 第3段階には、農林業系副産物及び除染廃棄物を焼却しつつ、教育・訓練の内容について総復習を行い、運転管理の習熟度を確認します。
もともと廃棄物処理などやったこともなかった国(環境省)が、突然、「放射能に汚染された廃棄物は国が処理する」(放射能対処特措法)となったのだから、それは恐ろしい事態に。国家事業に歯止めがかけにくいのは、戦争も、原発も、廃棄物処理も同じ。で、事業を受託した日立造船はやりたい放題。業を煮やした青生野の人々は、2013年12月20日、環境省に押しかけて談判しましたが…(録画・音声から一部を抜き出し。両方とも約5分)。
http://www.youtube.com/watch?v=9I7h5q3NzxU&feature=youtu.be
(環境省の担当課との話合い。公文書偽造は知っていた・・・)
http://www.youtube.com/watch?v=_qwfXKftDbk
(記者会見。この日、鮫川村は大雪で、環境省での待ち合わせが3時間も遅れた)
環境省が関与した公文書偽造(違法事業)事件なのに、記者会見に現れた報道機関はわずか3社、翌日の報道はゼロ(地域紙がベタ記事で伝えただけ)。理由はあきらかです。これを報道して、県内で進んでいる同様の計画に悪影響を与えることを恐れたのでしょう。自主規制というより、メディアと業界、政府が一体化しているということ。まずいニュースは伝えないという姿勢はフクシマ後、さらに露骨になっています。市民は、これまで以上に、出処がはっきりした情報を共有するようにしないと。
なお、鮫川村がどういうところか興味のある向きには↓がおすすめ。里山の自然はすばらしいのですが、これがフクイチ後にアップされていることに違和感。鮫川村の危機感のなさが伝わってきます。
http://www.youtube.com/watch?v=Pa2ZqF7uM9c
(鮫川村のPRビデオ、2011年7月11日アップ)
2014.2.13
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(引用ここまで)
今までも何度も環境省へ説明を求めてきましたが、誠意ある回答は得られていません。
環境省はあちこちで焼却を進めようとしています。
そもそも環境省のこの放射性廃棄物を燃やす行為そのものが許されるのでしょうか?
稲わらを焼却しても放射性物質はなくなりません。高濃度の焼却灰が残ります。
住民無視で進められるこの事業は、国民の権利そのものも踏みにじられていると感じます。
下記NHKニュースより
岩手県一関市汚染牧草を焼却処分へ
http://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/6045174531.html
環境省直轄事業の焼却炉があるこの地は、地権者18人の共有地です。
その環境省はその全員と契約を結んでいません。
それなのに工事は着工され、稼働され、そして爆発しました。
どうして工事ができてしまったのか?
この根拠をなんども求めましたが、回答がないので、公開請求したら書類不存在とのことです。
違法ではないのでしょうか?
それなのに工事再開して再稼働する気です。
どうしてできるのでしょう?
環境省が企画公募で選びました。

そのときの採点基準です。


そのとき提出された企画書です。(環境省へ開示請求したもの)

業務に対する理解度

残念なことに10頁はこんな感じで、全部黒塗りか、タイトルしか出てない。この企画書の素晴らしさが見れません。
そこには実績を示す添付資料が、こちらは見れました。
過去の焼却施設に関する計画、設計、施工業務の実績

震災混乱時に早々と着手されたこの実績となったモデル事業はこれです。
http://www.jaea.go.jp/02/press2011/p11110701/index.html
もう一つの実績資料は、続いて爆発事故があった、柏の焼却炉。

鮫川村爆発後の10月22日にこちら柏でも爆発事故がありました。
http://www.city.kashiwa.lg.jp/soshiki/080600/p016824.html
実績は他にも。

さて、本当にこの選定に問題はなかったのでしょうか?
あってはならない事故が起きて、担当者は部署をはずされたらしいですが、公募で選んだ環境省、誘致した鮫川村長、誰も責任をとりません。
それどころか、再稼働する気です。
地元Kさんは不安を口にします。
「(もし再稼働されたら)爆発が無いとも言えないし、あるとも言えないが、、、あの構造ではまたやるのでは?この前は10日もったけど、今度は1日そこらで爆発するかもしれない。」と。

●10月1日事故報告

(※クリックすると全体が見れます)
今までの焼却炉誘致に関する住民説明会では電離則の話は出なかった。村役場の人たちも「電離則」のことを知らなかった。環境省は都合の悪い事は言葉を濁し、村長は被爆事業を誘致した。しかしその危険さえも理解していない。
104ページ中102ページが黒塗りの異常さ。
村民を守らない鮫川村役場、村長、村議員達の目はいったいどこを見てるのだ。
ところで、これは、直接情報公開請求したもの。
他の人も同じように公開請求してネット上にアップしていたが、実は、内容は同じものだが一部違いもある。
ネット上では事故の日付さえも黒塗りと話題になっていた。
こちらは日付は消されてない。
それは8月29日の事故と指定して請求したからだと思う。
そこで?と思う。
8月29日爆発事故以外にも事故があったのか・・・
湿った雪の重みで木が倒れ、車が木と木の間に挟まれて、立ち往生してる。
木がぽりぽりと(音が)してる、(また木が倒れてくるかもしれない、、、)
そんななか1キロ半くらい離れた家まで行って、チェーンソー借りて来て、木を切って、、、そのうち人が集まって来て、、、
本当に死にものぐるいでした。そんな悪天候のなか東京、環境省へ行ってきました。
幸いにも勿来へ来ると雪は雨になり、予定より大幅に到着が遅れましたが、
環境省で記者会見と大臣宛へ抗議文と署名を渡してきました。
ここに至るまで、先月11月14日、爆発事故後やっと説明会が開かれました。
しかし、その説明会は、焼却炉のある青生野区ではなく、しかも 鮫川村民以外の住民を暴力的に排除したものでした。
私たち青生野の村民はもちろん入れたのですが、説明会の場所が青生野では無かったことから、実は青生野の人も排除したかったのだろうと思わざるえません。
なぜならそれまでの焼却炉関係の説明会は何かと青生野住民対象に行われていたのですから。
爆発して都合が悪くなったとたんに説明会場所は青生野から鮫川村民対象に変わりました。
青生野は村役場がある中心地より遠く離れています。車が無い人は説明会へは行けません。
そしてその説明会で住民の理解を得たかのように、先日の新聞で工事が再開され、今年度中にも再稼動する方針であることが報道されました。しかし、地元住民は決してこの再稼動を認めていません。
そもそも、本焼却炉は公文書偽造など違法な手段を弄して建設されたものであり、その根拠もいまだに説明されてません。
鮫川村長へも私たちは何度も中止と説明を求めてきましたが、そのつど私たちの反対に「ではやりません」と答える。
事故後も「ではやりません」と。「やりません」の一点張り。
そういいながらまたやる。それを詰めると、「村には関係無いです」と言う。らちがあきません。
予定より大幅に遅れて環境省ロビーに到着した時は午後1時近くなってました。
環境省記者クラブでの記者会見は14時30分からです。
慌ただしくお昼もそこそこに会場へ。
(※この記事を福島民報が取り上げてくれました。)

その後、環境大臣へ面会です。
大臣は面会の時間がとれないと、指定廃棄物対策チームの担当が対応となり、時間30分と言われましたが、私たちの話に大幅に時間を延長して対応してくれました。
しかし、肝心な私たちの疑問には何一つ納得のいく答えは無く残念でした。
担当者は署名を預かると言いましたが、今までのいきさつを考えると、はっきり言って信用できません。
この署名は青生野の人達の思いが詰まったものです。重い重い署名です。
こればかりは、大臣へ直接渡したいと譲れません。
担当者が大臣室へ確認を取って頂きましたが、やはり今日は難しいと言われ、ではせめて秘書官へお願いしたいと、
また聞いて頂きましたが、また後日アポを取ってと言われてしまいました。
それでも大雪の中、死にものぐるいで来て、納得いく回答が無い今、
「そうですか」とあっさり帰るわけにはいきません。
あんな爆発事故が起きても私たちを守ることは何一つ結ばれず、工事はなぜか再開されてしまってるのですから。
直接大臣室まで行ってお願いしてみようと、とにかく行ってみることにしました。
驚くことに大臣室の前にはスーツ姿の何人かの職員が立って待っていました。
名札はポケットへ閉まって見えません。
その人達へ交渉しても反応無く、私たちを中へ入れさせないように集まった人達であることは明らかでした。
私たちが暴力的に入るとでも思ったのでしょうか?後ろには警備員が少しずつ増えていきます。
その後ろには「何事?」と他の部署の人達も何人か、、、エレベーターホールは異様な人だかりになってました。
「まるでこれでは犯罪者扱いみたいじゃないか?我々は犯罪者なの?」と訪ねるHさん。
Kさんは署名を渡すだけだからと交渉を続けます。
環境省側は「ルールーに乗っ取って」と言うばかり、
(ルールに乗っ取ってやってなかったのが、この焼却炉だったと思いますが、、、)
そこへ相談窓口の人がやってきました。
その方が責任を持って預かると言います。
一度は次回に、、、とも思いかけましたが、
しかし、工事は再開されているのです。
命がけで来たのです。もう私たちに次を待つ余裕はないのです。
「今日出したい、、、」との言葉に、
せめて、入れないのなら大臣秘書官がここまで来て受け取って欲しいと頼みこみました。
そこでその相談窓口の方が中に入って聞いてきてくれました。
私たちの気持ちが通じました。
担当秘書官Mさんが出て来てくれました。
その方へ抗議文を読み上げ、署名を手渡しました。
最後に快く握手にも応じてくれました。




最後に共同代表のKさんのことば。
「鮫川村でも、青生野でも、そんなこと言ってはなんだけど都会の人とは違うね。ということは人情味があんです。そんなだから助かるの。
しかしこの問題がまた再稼働したらば、これ分断されちまう。それこそ隣も兄弟も親も反対し合った人らはそういうふうな分断されちまう。
せかっく築いてきた先祖の土地、そして我々が子ども達を育てて、そしてその子ども達が青生野をしょっていく。
鮫川村をしょっていくという考えの立派な若者もいる。
そういうものを駄目にしちゃう。そうすると最後にそういうものを駄目にするのは誰が駄目にするんだ、環境省でしょ」
爆発した焼却炉について
「そう言う技術者だかしろうとだか本職だかわかんないが、そういうの選んだ環境省で、そういう事故が起きたら、村長は環境省の仕事だからわかんないと逃げる、そうすると今度はなんで逃げるかというと最終的の保障、これもちろんあそこへ住めなくなったらば保障は当然だから、我々の税金でやってんだから。
(人が住めなくなって)税金も納めない、となると鮫川村はつぶれる完全に。村長はそれは環境省へおぶさる(気)なのかな?環境省が責任だって言ってんだから。」
鮫川村は、周囲を森林に囲まれた自然豊かな所です。
この小さな村が、あの東京電力原発事故によって、さらなるやっかいな問題を抱えてしまいました。
それは、村長が、環境省の減容化モデル事業を受入れてしまったことでした。
居住地の近くで、放射性汚染物質を燃やされてはたまったもんじゃありません。
ここは、水源地でもあるのです。
焼却炉建設地の青生野地区の人々も反対をしてきました。
ここは、土地に関しても、地権者全員の同意は得ておらず、人の土地にどうして、焼却炉を建設できたのか、
いまだに環境省、鮫川村より返答が無いままです。
それなのに、環境省、鮫川村の強引なパワハラで、押し進められてしましました。
それが、8月29日に爆発事故を起こしたのです。
そのうえ、住民に対して、緊急の逃がす為の連絡も無かったのです。
我々は、鮫川村、環境省より、法に守られた日本国民として扱われているとは思えません。
この焼却炉は、メーカーが日立造船。
この同じメーカーの焼却炉が、柏市でも、10月22日に爆発しました。
「安全」どころか、とっても危険な焼却炉ではないですか?
危険とわかった今、速やかに撤去を求めます。
11月14日に環境用は爆発後、初の説明会を鮫川村で開きました。
しかし、村民以外入れない等と、以前横暴な対応は変わっていません。
他の人に聞かれて、困る事があるのでしょうか?
これまでの訴え!



