Author:samegawaaono 環境省直轄事業である福島県鮫川村青生野の指定廃棄物焼却炉が、2013年8月29日午後2時30分、地響きを伴って爆発しました。「絶対安心、安全」と環境省が繰り返し説明していた焼却施設が、本格稼動開始後わずか十日で爆発したことに地域住民は大きな不安と衝撃を受けています。地元住民は決してこの再稼動を認めていません。 反対署名を環境省へ直接提出。それを無視して再稼働しました。そもそも、本焼却炉は公文書偽造など違法な手段を弄して建設されたものであり、その根拠もいまだに説明されてません。私たちは原発事故被害だけで十分苦しんでおり、この被害を深刻化させようとしているこの事業に対し、強い怒りを覚えてます。「安全」と進められた国のこの施設は、 福島第一原発の爆発事故と同じような不安と苦悩を与え、さらに村を2分する痛みも与えました。もともと東京電力原発事故に起因する放射性廃棄物の処理問題が、このように地域住民を無視して進められている実態には、強い疑念を感じます。速やかな焼却炉の中止、撤去を求めます。